【2025年最新】ChatGPTの料金プラン一覧 – 特徴と選び方ガイド
目次 24項目
ChatGPTには5つの料金プランがあり、個人から大企業まで幅広いニーズに対応しています。2025年8月にGPT-5、11月にGPT-5.1がリリースされ、現在はGPT-5.1がデフォルトモデルとなっています。この記事では、各プランの特徴と選び方を詳しく解説します。
プランの要約(2025年12月時点)
| プラン名 | 料金 | 主な対象 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| Free(無料版) | $0/月 | 初心者・ライトユーザー | GPT-5.1 Instant/Thinking(制限あり) |
| Plus | $20/月 | 日常的にAIを活用したい個人 | GPT-5.1 Instant/Thinking、高い利用上限 |
| Pro | $200/月 | プロフェッショナル・研究者 | 全モデルへのほぼ無制限アクセス |
| Team | $25〜30/人/月 | チーム・中小企業 | 共有ワークスペース、管理機能、データ学習除外 |
| Enterprise | 要問い合わせ | 大企業・複数部門 | 無制限アクセス、高度なセキュリティ、専任サポート |
GPT-5.1について
2025年11月13日にリリースされたGPT-5.1は、ChatGPTの最新デフォルトモデルです。
2つのモード
- GPT-5.1 Instant:高速応答モード。日常的な質問や軽めの作業に最適
- GPT-5.1 Thinking:高度な推論モード。コードレビューや複雑な調査など深い思考が必要な場面向け
主な改善点
- より温かみのある会話スタイル
- ハルシネーション(誤情報)の大幅削減
- 指示追従能力の向上
- トーンプリセット(Professional、Candid、Quirkyなど)の追加
各プランの詳細
Free(無料版)
対象者:ChatGPTを試してみたい方、ライトユーザー
料金:無料
利用可能なモデルと制限:
- GPT-5.1 Instant:5時間あたり約10メッセージ
- GPT-5.1 Thinking:1日1回程度(自動切替の範囲内)
主な機能:
- 基本的な会話・ライティングサポート
- Web検索機能(制限あり)
- 画像生成(1日数回まで)
- ファイルアップロード(制限あり)
- GPTsの利用(作成は不可)
メリット:コストをかけずにGPT-5.1の基本機能を体験できる
デメリット:利用回数に制限があり、Thinkingモードは手動選択不可
Plus(月額$20)
対象者:日常的にChatGPTを活用したい個人ユーザー
料金:月額$20(約3,000円)
利用可能なモデルと制限:
- GPT-5.1 Instant:3時間あたり160メッセージ
- GPT-5.1 Thinking:週3,000メッセージ(手動選択可能)
主な機能:
- すべてのツール(Web検索、Python実行、画像生成など)
- DALL·Eによる画像生成
- 高度な音声モード
- GPTsの作成と利用
- 新機能への早期アクセス
- Thinkingモードの手動選択
メリット:GPT-5.1を十分な回数利用でき、日常業務に最適
デメリット:一部の高度なモデル(GPT-5 Proなど)は利用不可
Pro(月額$200)
対象者:プロフェッショナル、研究者、ヘビーユーザー
料金:月額$200(約30,000円)
利用可能なモデルと制限:
- 全モデルへのほぼ無制限アクセス
- GPT-5 Pro:Pro限定の最高性能モデル
- GPT-5.1 Instant、Thinkingなど
主な機能:
- Plusの全機能に加え、最上位モデルへのアクセス
- 混雑時でも優先的にアクセス可能
- 研究・ヘビーユース向けの高い上限
メリット:制限を気にせず最高性能のAIを活用できる
デメリット:料金が高額(年間約36万円)
Team(月額$25〜30/人)
対象者:チームや中小企業でChatGPTを活用したい組織
料金:
- 年額課金:ユーザー1人あたり月額$25
- 月額課金:ユーザー1人あたり月額$30
- 最低2ユーザーから契約可能
利用可能なモデルと制限:
- GPT-5.1 Instant:ほぼ無制限
- GPT-5.1 Thinking:週3,000メッセージ程度
主な機能:
- Plusの全機能
- 共有ワークスペースでのGPTs作成・共有
- 管理コンソールによるチーム管理
- データ学習除外がデフォルト:入力データがAIの学習に使用されない
メリット:チーム全体で安全にChatGPTを活用でき、情報漏えいリスクを低減
デメリット:最低2ユーザーからの契約が必要
Enterprise
対象者:大規模な企業、複数部門でのAI活用を目指す組織
料金:要問い合わせ(報道によると1ユーザーあたり月額約$60〜、150ユーザー以上の契約が前提)
利用可能なモデルと制限:
- 全モデルへの無制限の高速アクセス
- 拡張されたコンテキストウィンドウ
主な機能:
- Teamの全機能
- 無制限アクセス:GPT-5.1 Instant、Thinkingを制限なく利用
- 高度な管理機能(管理者制御、ドメイン認証、アナリティクス)
- カスタムデータ保持設定
- 専任のカスタマーサポート
- SOC 2 Type 2認証取得済み
- 7日間の早期アクセス(新モデルリリース時)
メリット:大規模組織でのAI活用に最適なセキュリティと管理機能
デメリット:導入コストが高く、契約までに準備が必要
モデル別の特徴と使い分け
GPT-5.1 Instant vs Thinking
| 項目 | GPT-5.1 Instant | GPT-5.1 Thinking |
|---|---|---|
| 応答速度 | 高速 | やや遅い(深い思考) |
| 用途 | 日常的な質問、軽いタスク | 複雑な推論、コードレビュー |
| 制限(Plus) | 3h/160メッセージ | 週3,000メッセージ |
制限に達したらどうなる?
確認方法
制限に近づくとポップアップで通知されます。
制限到達時の動作
- 無料版:軽量モデルに自動切り替え、または5時間待機
- Plus:軽量モデルに切り替え、または上限リセットまで待機
リセットタイミング
- 時間制限(Instant):3時間または5時間ごとにリセット
- 週間制限(Thinking):毎週リセット
どのプランを選ぶべき?
まずは無料で試したい方
→ Free(無料版) でGPT-5.1の基本機能を体験
日常的にAIを活用したい個人
→ Plus($20/月) が最もコストパフォーマンスが高い
チームで安全に利用したい
→ Team($25〜30/人/月) でデータ保護と共有機能を活用
制限なく最高性能を求める方
→ Pro($200/月) で全モデルを無制限に利用
大企業での全社導入
→ Enterprise で高度な管理機能とセキュリティを確保
まとめ
ChatGPTの料金プランは、利用目的と頻度に応じて選択することが重要です。2025年11月のGPT-5.1リリースにより、無料版でも高性能なAIを体験できるようになりました。
まずは無料版で試し、必要に応じてPlusやTeamへアップグレードするのがおすすめです。最新の制限については、OpenAI公式ヘルプセンターで確認することをおすすめします。
参考情報
注: 料金や制限は予告なく変更される場合があります。最新情報はOpenAI公式サイトでご確認ください。
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