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ChatGPT Enterprise全社員導入セレモニーNaCを開催

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こんにちは!AI部門の岡田です。

12月6日、Zenken本社(麻布台ヒルズ)にて、ChatGPT Enterprise全社員導入セレモニー「NaC」を開催いたしました。

1時間に渡るイベントを今回AI部門の方で主催をさせていただき、各所のご協力で無事遅延なく開催ができたことにほっと一安心です。

当日の内容を公開できる範囲となりますが、お付き合いください。

皆さま🌈
Zenkenは先月より「ChatGPT Enterprise」を全社員に導入しました‼️
まだ活用できていない社員も多いことから、ChatGPT Enterprise導入に関する説明会を開催。成果が出ている社内事例や実績を共有いただきました😊
全員のAI活用スキル向上を図るため、今後も定期的にイベントを開催予定です✨ pic.twitter.com/VoeFvYVD4N

— Zenken(旧・全研本社)【公式】(証券コード:7371) (@zenken_IR) December 9, 2024

AI Native Company = NaC

AI Native Companyを略して、AINaC(アイナック)という造語を今回作りました。これを、通称「ナック」と呼びます。

アーティストのライブイベントみたいで格好良い響きということで、複数の案から採用されました。

更に、この壁紙デザインを弊社のグローバルニッチトップ事業部制作部デザインチームが短い制作期間で制作してくれました。(Zenkenのデザインチームすごいでしょ?)

テーマは、一人ひとり形は違えど生成AIの時代を着実に登り続けている状況を表現していただきました。まだこれという決まり切ったことのない生成AI時代の抽象的な印象もあわせて表現しています。更に、アドリブで向かって右側の白背景の部分は麻布台ヒルズのビル群を表現しており、とても素晴らしいデザインに仕上がっています。

少しでも多くの従業員が、この2色のバリエーションがあるNaC壁紙をPCに設定していただけると嬉しいです。

今後、NaCと称した社内・社外のイベントの企画、定期的な開催も実現して参ります!

日本国内初のChatGPT Enterprise全社員導入

弊社調べて、プレスリリースが転載含め40件、記事として報道されたものが5件と、多くのメディアで取り上げていただきました。改めて、弊社プレスリリースを記事にしていただいたメディアの皆様に感謝申し上げます。

Zenkenは「そこにない未来を創る」というパーパスを掲げ、外部環境の変化の激しさが増す中で、マーケティングと海外人材に係る業務を通じて社会課題の解決と中長期的な企業価値の向上を両立させることを目指しております。社会課題解決の原動力となるのは「人」であるとの考えの下、社員の採用・育成を含めた人材戦略の実行と社内環境の整備に特に注力しています。

その中で、Zenkenが主力事業を展開するインターネット広告市場は、ChatGPTの台頭に代表されるような技術革新により劇的な変化が起きています。こうした新しい技術をいち早く取り入れ、社員が環境変化に適応するスキルを身につけていくことや、その技術を活用した業務革新および顧客接点の高度化など、業務のあらゆる分野においてその技術を用いた展開を行っていくことは、今後の企業成長の鍵を握ると考えております。

Zenkenでは2024年1月より、「ChatGPT Enterprise」を一部の社員で先行導入し、特にWEBマーケティング事業の制作部門における制作プロセスの改善・調査業務などの効率化などを通じた工数削減に取り組みました。また、制作部門に留まらず、営業部門においても生成AIの活用方法を模索したところ、リード獲得や提案内容の高度化、組織的な営業体制の構築に向けた営業人材の育成においても一定の効果を確認できました。先行導入後に実施した社内アンケートでは、対象社員の99%が「ChatGPT Enterprise」を活用した業務効率の向上を実感しているという結果も見られました。

「ChatGPT Enterprise」の活用は営業や制作、バックオフィス業務などあらゆる部門の業務プロセスやあり方を変えることが期待できるため、今般、「ChatGPT Enterprise」を全社員に導入することといたしました。

XではITmedia AI+さんのポストが25,000インプレッションを超えました!

日本初、「ChatGPT Enterprise」を全社員に導入 WebマーケのZenkenhttps://t.co/B3K1QkHEpf

— ITmedia AI+ (@itm_aiplus) November 26, 2024

たった2年でここまでの進化

ChatGPT、生成AIの進化の速度がいかに速いのか、直近のアップデートから遡り、GPT Search・Canvas・Advanced Voiceなどこの数カ月間だけで実装されたアップデートについて改めて紹介。

このあたりから、OpenAIさんの回し者かと言うくらい、ChatGPTについて様々な点で触れ、人間がこの進化に追いついていかないといけないことを訴えかけました。

更に、当日に12 Days of OpenAIで発表されたO1の正式版、ChatGPT PROについても触れ、この12日間のアップデートを私も皆さんも是非楽しみにしてほしい事をお伝えしました。

事例・実績

細かい内容は、いずれレポートとして出したい考えですが、2024年1月からのコスト削減実績、各部の生産性向上事例に触れ、尽力いただいてる各所の皆さんに感謝を全社員の拍手で伝えさせていただきました。特に、弊社の沖縄オフィスでは毎月右肩あがりに実績を伸ばしており、利活用推進において欠かせない存在です。

とある責任者の印象的なことば

同じ仕事任せていて、ここまで差が開く経験ははじめてです。

このような話をセレモニー前日にいただき、即採用をさせていただきました。

これはとても重い言葉で、ChatGPTへ一定の信頼をして活用している人と、そうでない人で生産性の差がとても開いてきている現実を皆さんに突きつける一言でした。

これを格差として捉えることはしていません。同じ条件下で仕事をしているわけですから、ChatGPTと二人三脚で仕事することの重要性が理解できたのではないかと思います。

最後に、トリを締めくくったのはZenkenではおなじみのグローバルニッチトップ事業部営業部です。

冒頭、いつも一緒に推進を尽力いただいている鈴木シニアマネージャーとたまたま服装が被り、イジりからスタート(笑)

グローバルニッチトップ事業部営業部はChatGPTを利活用する意義を定量的に示した第一人者である部署で、今後主力事業へのインパクトがとても期待されています。これまでの営業の常識を覆す、ChatGPTと二人三脚の仕組みが目まぐるしく作られて、様々な芽が大きく花開く瞬間を迎えることはそう遠くない話でしょう。

弊社はいくつもの事業部があり、いくつもの営業部が存在します。得点を決める最前線にいる営業部がChatGPTを業務に取り入れることで、今の人数では実現不可能だった量の実行や、新たな取り組みが生まれています。

ChatGPTと共に、顧客へ提供する価値を最大化する

ChatGPTを使って、これまで人力では限界であったであろう顧客へ提供する価値を更に最大化すべく、様々な角度からアプローチを試みています。

営業に限らず、顧客と関わる誰もが顧客の課題、ニーズを高度に分析、理解をすることでご提案に反映する内容の高度化されていき、日本にまだ少ない事例をより多く作り出していくことが、社内での利活用推進を活性化すると考えています。

ZenkenではChatGPT Enterpriseを付与しています。

Zenkenの求人を目にした際は、是非この言葉を思い出してください。求人票にまだ記載されていない場合もありますが、面接時に是非本件について質問してください。(※正社員)

ご入社されますと、基本的にAI部門の方でアカウント付与の対応をしておりますので、その際はよろしくお願いいたします!

おまけ

弊社の新オフィスでは、唯一の土足禁止エリアであるステージがあります。巨大なスクリーンの後ろには東京タワーが一望できる開放的なスペースです。

ここから立つとオフィス内全体を見渡すことができ、NaCのようなイベントには最適なスペースが設けられています。

左右には、掘りごたつのようなスペースにデスクがあり、普段はここで仕事をしたりご飯を食べたりすることもできます。

唯一の土足禁止エリアですが、まだ寝そべっている人を私は見たことがありません。ごろごろしながら柔軟な発想でChatGPTをいじるのも面白そうですね!

12月、2025年1月もChatGPTの推進企画が既に決まっているので、引き続き頑張って行きます!